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柳原白蓮と白蓮事件のまとめ

柳原白蓮と白蓮事件に関する情報をまとめてお届け致します!

白蓮れんれん - 第四話「籠の鳥」のネタバレあらすじ

林真理子「白蓮れんれん」のネタバレあらすじ

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このページでは林真理子著「白蓮れんれん」の第四話「籠の鳥」のあらすじをご紹介して行きます。

尚、このページにはネタバレを含みますので、その点、ご理解頂いた上でこの先、読み進めて下さいませ。

以下、本ページの見出しとなります。

各見出しは「白蓮れんれん」の中に登場するものではなく、私がつけた小見出しとなります。

  • 第四話「籠の鳥」
    • 大正天皇と従兄妹関係にある燁子の存在
    • 多額の結納金
    • 伝右衛門は子供を作れない
    • 久保より江
    • 心の花と白蓮

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第四話「籠の鳥」

燁子が伊藤家に嫁いできてから早1年半が経過します。

大正天皇と従兄妹関係にある燁子の存在

明治45年7月30日に明治天皇はお亡くなりになられました。

そして、時代は明治から大正への名前が代わり、皇太子嘉仁親王殿下は大正天皇となります。

柳原燁子と言えば、大正天皇の従妹に当たる人物。

そんなこともあってか、幸袋の人や伊藤家の使用人らはいっそう、燁子の存在の大きさを再認識することになります。

今まで、燁子の出処には興味を示さなかった伝右衛門でさえ、客人に対して得意げに燁子は大正天皇の従姉であると言うようになり、燁子はそんな伝右衛門の行為に恥じらいと屈辱を感じるようになるのでした。

多額の結納金

燁子は伊藤家から柳原家に結納金として多額のお金が渡っていたことを知っていました。

特に兄の義光は貴族院議長に立候補するために沢山の運動費用を必要としており、そのために、多くのお金が流れていたことも燁子は薄々気づいていたのでした。

以前から維新後に貧しい華族の娘が新興の富豪のところへ嫁いて行くという話はよくありましたが、お金と血筋を交換するために燁子は伊藤家に売られたような気がして、気を落とすこともあったのです。

伝右衛門は子供を作れない

ある時、所用で上京していた伝右衛門が家に帰って来た時のこと。

燁子は衝撃の事実を知ることになります。

上京した際に明治大学に通っている養子の金次に会ってきた伝右衛門は、金次の成長を嬉しそうに燁子に語ります。

そして、金次が弟の八郎を八郎が中学に上る前には伊藤家と養子縁組をして欲しいと言っていたことと、それを伝右衛門自身は前向きに考えていることを燁子に伝えます。

すると、燁子の頭によぎるのは、いずれ、燁子と伝右衛門の間に子供も産まれるのだから、そんなに養子を貰う必要があるのかという疑問です。

そんな疑問が浮かんだ燁子は、そのまま、そのことを伝右衛門に対して伝えるのでした。

ですが、伝右衛門の口から飛び出た言葉は「俺にはもう子供は出来ん。静子が生まれてすぐ睾丸の手術をしたんじゃ」という衝撃の事実を伝えるものでした。

こうして燁子は伝右衛門との間に子供を作ることが出来ないという事実を知ることによって、自分の立場の弱さを認識することになったのです。

久保より江

燁子は伝右衛門が留守中に庭に面した応接間で久保より江と一緒に楽しげにお喋りを楽しんでいました。

久保より江は九州帝国大学医学部の久保猪之吉博士の夫人です。

博多の名流夫人の中心にいる久保より江は当然のごとく、大正天皇の従姉にあたる燁子に近づき、交流を深めようとしていたのでした。

そして、燁子が天神の別邸に滞在している時は、三日とあけずに訪れてくるような仲に二人は既になっていたのです。

心の花と白蓮

久保より江と燁子が応接間でお喋りをしていると、燁子宛に届いた茶封筒を若い女中のサキが届けに現れます。

その茶封筒には「東京市神田区小川町 竹柏会 心の花」と差出人名が書かれており、それを見た燁子は直ぐさま、封筒を切り開き、中身を取り出すのでした。

久保より江の夫である久保博士はドイツ留学時代を含めて、「心の花」に歌を寄稿していた人物であり、久保博士の口添えもあってか、歌誌「心の花」を主催する佐々木信綱からは度々、燁子のもとに手紙が寄せられうこともありました。

そして、燁子も心の花に歌を寄稿していた一人だった訳ですが、その時に使用した名前が「白蓮」であった訳です。

燁子は歌詞「心の花」を茶封筒から取り出すと、自分の歌が載っているページを急いで探し始めます。

そして、自分が寄稿した歌を見つけると、心底嬉しそうな表情を浮かべ、久保より江にそのページを見せるのでした。

しかし、久保より江は白蓮名義で書かれた燁子の歌の内容に驚きを隠すことが出来ません。

なぜなら、そこには大胆な恋の歌が結婚をしている女性によって書かれていたからです。

燁子は言います。

「歌の中であれば、どんなことだって許される。」

しかし、燁子の夫の伝右衛門のことを心配した久保より江は燁子に「これを旦那様が見たらどう思うかしら?」と心配そうに言いますが、燁子は「うちの主人は無学で文字も読めません。そんな気遣いは全くいりませんの」と返すのでした。

他の話の白蓮れんれんのネタバレあらすじ

現在、白蓮れんれんのネタバレあらすじを追加している最中です。

まだ、全話文のあらすじは書けておりませんが、今月中には全ての話のあらすじが追加される予定です。

以下の目次ページから現在、公開済みのあらすじ記事をご確認いただけます。

今後、白蓮関連の情報を充実させて行きますので、是非、ブックマークもよろしくお願いいたします。

⇒ 林真理子「白蓮れんれん」のネタバレあらすじ - 目次